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痩せている人でも糖尿病になる

お腹の脂肪を気にする女性

糖尿病は膵臓から分泌量が異常となりインスリンの調節が効かなくなることで、全身の血管をめぐる糖質を分解できなくなって血糖値が異常数値になっている状態です。
糖質が分解できなくなると細胞内に過剰侵入した糖質は、細胞内を徐々に侵食して壊していきます。
これまで糖尿病は暴飲暴食を繰り返す肥満の人がなる病気と考えられてきましたが、近年では肥満型ではない痩せ型の人でも発症件数が増えているのです。
なぜ痩せ型の人でも糖尿病発症件数が増えているのかというと、それは無理なダイエットで代謝異常を引き起こしているからです。
無理なダイエットの例としては、運動をせずに食事量を減らすだけのダイエットや野菜や果物だけを摂取するだけのダイエットなどが挙げられます。
これらの無理なダイエットを繰り返してしまうと、体内の中でブドウ糖が少なくなりエネルギー不足を引き起こすのです。
脳は過剰なエネルギー不足を感じ取ると、生命維持のために別の形でブドウ糖を作り出そうとします。
それが体内に存在するグリコーゲンという分解酵素であり、このグリコーゲンがエネルギー不足になったときに分解するのが自身の筋肉なのです。
筋肉を分解してブドウ糖に作り変えた後に血管を通して全身に回すため、先に言った無理なダイエットで痩せたと思っている人は実は脂肪がそのままで筋肉がやせ細っただけという悪循環にはまり込んでいる状態です。
それなのにこの状態を放置すると、グリコーゲンが次々に筋肉を分解してブドウ糖を作り出すので血管内に分解できないほどの量が溜まってしまいます。
そのブドウ糖を分解するために、脳は次の工程として膵臓の神経に作用してインスリンの過剰分泌を行ないます。
この流れによって肥満型と同じくインスリンの分泌量が過剰となり、痩せているのに代謝異常が引き起こされます。
そして、血糖値が異常数値となることによって最終的には糖尿病となるのです。
この症例は全身の筋肉量が少ない女性に多く、一度筋肉がやせ細った段階で血糖値が異常数値になると簡単には戻らないので注意する必要があります。

糖尿病は糖質制限で改善される?

糖尿患者が痩せ型と肥満型問わずに増えている背景によって、その改善策として糖質制限が注目されるようになっています。
糖質制限とは体作りに欠かせないたんぱく質やビタミンとミネラルを中心的に献立を組み立てて、その代わりに野菜の中でも糖分の多いものや炭水化物をほぼ取らないようにする食事法のことです。
糖尿病の原因は血管内にあるブドウ糖の量が分解できないほどに多くなってしまうことが起因しているので、分解が終わるまで待ってあげることで血糖値を段階的に下げる必要があります。
そこで糖質制限をすることによって、糖分をまったく取ることなく痩せ型タイプの問題もたんぱく質とビタミンとミネラルを摂取するので筋肉が維持されるのでダメージは少ないです。
これらの観点から糖尿病予備軍になってしまったときに、この糖質制限を行うのは肥満型でも痩せ型でも効果があるのは間違いないです。
しかし糖尿病に対して効果があるといっても、この糖質制限法は諸刃の剣であることを承知していなくてはならないといえます。
それは血糖値というのは高いのはだめですが低すぎてもだめだからです。
血糖値が高いときに糖質制限を行い、炭水化物や糖分の多い野菜を取らないことでインスリンの活動を助けるのは間違っていないです。
しかし日々の血糖値を見ずに、ただ闇雲に血糖値を落としすぎてしまうと逆に糖分が体の中から少ない状態になってしまいます。
糖分が少なすぎる状態になると、当然ですが痩せ型と同じように足りなくなった分を筋肉の分解で補うことが始まってしまうため逆効果になるのです。
さらに低血糖値は意識障害などの症状を引き起こすこともあるので、実際に糖質制限を行なうときには初めに自身の正常値を調べます。
自身の血糖値の正常値を調べた後は、その値になるまで行いその後は段階的に糖質の多い野菜や炭水化物を食べて行く事も必要です。

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